衝撃の情報が流れてきました。
MLBエンゼルス時代から大谷選手の専属通訳として、公私共にサポートを続けてきた水原一平通訳が、現地時間の3月20日にドジャースを解雇されたと、複数の米メディアが報じました。
報道の詳細と、原因となった賭博、水原通訳についてまとめました。
解雇となった経緯と金額は?
水原通訳は大谷選手の代理を務める弁護士から、違法なブックメーカーで賭けをするために大谷選手の資金を利用したとして、告発されたようです。
利用された資金は、なんと少なくとも450万ドル(6億7500万円)にのぼるとのことです。
これにより、水原通訳はドジャースから解雇されました。
原因となった賭博、ブックメーカーとは?
まず初めに、誤解がないようにお伝えしたいのは、海外で正式に認可を受けて運営しているブックメーカーに関しては、全く違法性がないということです。
海外ではチームや選手のスポンサーとなって、資金面で援助するなど今やなくてはならない存在となっています。
今回問題になっているのは、違法なブックメーカーだということです。
そしてブックメーカーとは欧米における賭け屋のことで、日本的に説明すると「ノミ屋」に相当するものです。
多くの場合は、法人として営業しており、主にサッカー、野球、バスケットボール、などのスポーツが対象となっていますが、大統領選挙やアカデミー賞受賞者が対象になるケースもあります。
有名なブックメーカーは、「bet365」、「Betway」、「ウィリアムヒル」などがあります。
水原一平通訳の年収は?
今回問題となった水原通訳の気になる年収ですが、収入は球団の通訳としての給料と、大谷選手の顧問契約料の合計となります。
まず、球団からの給料については正式には広報されていませんが、本人が「4〜6千万円の間くらい」と酔った勢いで発言があります。
次に顧問契約料ですが、大谷選手の年俸の1〜2%という契約になっています。これは大谷選手がコメントしている内容なので間違いはないでしょう。
大谷選手はドジャースと10年で約1024億円の契約を交わしていますので、顧問契約が2%として計算すると10年で20億2800万円で、年間になおすと2億140万円となります。
球団からの給料と合計すると約2億6140万円と推定されますので、かなりの高収入ですね。
水原さんはメインとなる通訳としての仕事以外にも、大谷選手の運転手、練習のサポート、ボディーガード、広報など様々な場面で大谷選手のサポートを行なっていました。
2人の関係は「ビジネス関係なので、友達ではない」と大谷選手はインタビューで答えていますが、彼なりのジョークのようです。それが伺える様子がXに投稿されています。
Shohei's got jokes. 😂 pic.twitter.com/eaoeqfUo7H
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) February 4, 2024
まとめ
今回は大谷選手専属通訳である、水原通訳の解雇についてまとめました。
彼は通訳の仕事だけに限らず、様々な面で大谷選手をサポートしていたことが分かります。
今回問題となった賭博に関しては、大谷選手は一切関わっておらず、野球のみに専念していることを断言しておきます。
しかし、大谷選手にとって水原通訳の存在は異国の地での大きな支えになっていたのは間違いないでしょう。
これで野球人生が崩れるようなメンタルはしていないでしょうが、少なからずプレーに影響が出てしまうと思います。
大谷選手の1ファンとしてこれからも活躍を願っています。頑張れ!大谷選手!