GACKTが寄付した車【トランザム】が転売!? 3000万円が500万円で、なぜ?

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歌手のGACKTさんが2010年にチャリティーオークションに出品した車が、転売されていたと話題になっています。

この記事は以下の事について深掘りしていきます

  • 今回の騒動について
  • 転売された車の行方
  • どんな車なの?(画像あり)
  • 3000万円が500万円にって、どういうこと?

あわせて、転売について様々な意見が飛び交っていますので、そちらもまとめてみました。

今回の騒動について

GACKTさんが以前に所有しており、2010年のチャリティーオークションに出品したスポーツカーがいつの間にか出品されていました。

そのことを知ったGACKTさんがXにて、中古車サイトで販売されている車が元自分の車であったことをポストしました。

GACKTさんは販売価格が約500万円であることを知ると、自身で買い戻そうか考えていたみたいです。

転売された車の行方は?

このXのポストがきっかけで、車を購入した新オーナーが名乗りを上げました。

名乗りを上げたのは別荘や民泊事業などを手がけるVilla Repro代表の羽田徹氏

羽田氏はGACKTさんの投稿をしり、Xのメッセージで購入したことを直接報告したそうです。

やり取りをする中で、お互いに感謝の気持ちを伝えあったようです。

今後購入した車は誰でも気軽に見ることができるように、羽田氏の会社が運営する別荘民泊に展示をする予定だとのこと。

展示が決まればGACKTさんからもアナウンスするといっていますので、GACKTファンだけではなく車好きにとっても待ち遠しですね。

今回注目のトランザムって、どんな車なの?

今回の車、トランザムについて解説。

正式には「ポンテアック・ファイアーバード・トランザム」が正式名称です。

ポンテアックはアメリカ・ゼネラルモーターズ(GM)が製造、販売していた乗用車ブランドの1つ。

残念ながら2010年に廃止されましたが、今なお根強い人気を誇っています。

そのポンテアックで販売されていたファイアーバードという車種の最上級グレードが、トランザムなんです。

日本車で言えばTOYOTAのレクサスや、日産のインフィニティです。

このファイアーバードは、シボレー・カマロの姉妹車にあたります。

写真のようにボンネットに大きく火の鳥を模したデカールも、オプションとして注文できました。まさにファイアーバード!

ポンテアックファイアーバードトランザム

そしてファイアーバードの名前を特に有名にしたのは、アメリカのテレビドラマ「ナイトライダー」に出てきた「ナイト2000」ではないでしょうか。

ナイトライダー

このナイト2000は三代目のトランザムをベースに各部をカスタマイズされており、下の画像は一般に販売されていた三代目のトランザム。

ドラマ「ナイトライダー」を見た人が、販売店にナイトライダー仕様のトランザムを購入し用途殺到したため、ドラマのエンドロールからメーカークレジットを消すのと、作中でナイト2000をトランザムと呼ぶのを中止するようにポンテアック側が番組に要請したエピソードがあります。

ちなみにトランザムは「TRANS AMerican」が本来の意味で、「アメリカ大陸横断」や「アメリカ大陸冒険旅行」といった意味です。

私の大好きな「Fast N’ Loud(ファスト&ラウド)」というアメリカの番組がありますが、その中で主人公のリチャードがトランザムを「トランズ アム」と言っています。(もしかしたらテキサス訛りかも)

3,000万円が500万円で販売の理由は?

これは元々の販売価格が3,000万円なのではなく、カスタム費用に3,000万円かかっており、そのことはGACKTさん本人が公言しています。

エンジンや内外装全てフルカスタムをしているとのこと。

GACKTさんが所有していたトランザムは4台目ですが、このモデルは輸入台数が非常に少ないため修理するために同じモデルの中古車をもう一台購入しなくてはいけないなど、かなりの制約があります。

カスタムには改造の他にも壊れている部分の修理も含まれていたでしょうから、そういったところが3,000万円にもなった理由だと思います。

それで、カスタムに3,000万円かかった車の価格が同じ3,000万円かと言えば、そうではありません。

価値としては3,000万円かもしれませんが、その価格で欲しがる人が1人もいなければ3,000万円では売れません。

今回の車に3,000万円の価値がないという事ではありませんが、商売として成立するためには利益が出て売れる可能性が高い値段に設定する必要があったという事です。

転売された理由は?

こちらに関してはもともとチャリティーで購入された方のコメントが出ていないので詳細は不明ですが、前述の通り修理を含めた維持費が高額になります。

燃費もいいとは言えない車なので、日々のコストが生活を圧迫するのは容易に想像できます。

また色々な理由で乗る頻度が減ってしまったかもしれません。

コレクションとしてガレージに保管して眺めるのも楽しみ方の一つですが、車は走ってなんぼ!という考え方の人だったら「乗らないで置いておくくらいなら、新たなオーナーのもとで走らせる」と思って泣く泣く手放すことも考えられます。

転売についての周囲の反応

・GACKTさん本人
「こうやって売られているのを見るとなんとも複雑な気持ち。だが、落札者が売りたくなったのならそれも個人の自由」

・チャリティーオークションで販売された物みたいだけど、アーティストのファンだから買う人だけでなく、物が欲しと買った人からしたら、不要になれば手放すのはごく自然なこと。 改造された車は好きな人からしたら価値あって良いけど、嫌な人からしたら価値がない。 人それぞれ感性違うからね、自分が良くても他人皆が良い物とは思わないね。

・14年前にチャリティーに出した車なら、悪質な転売ヤー的なのではなく、普通に事情があって手放しただけじゃね?

・今回のGACKTさんの発言だけを見ると「この車は本物ですよ」ということを伝えたいだけのような気がします。 それとは別に、いちど世の中のためになるようにという願いを込めて手放したものがちょっとしたきっかけでまた手元に戻って来るとしたらそれはそれで面白い出来事ですよね。

GACKTが寄付した車【トランザム】が転売!? 3000万円が500万円で、なぜ?まとめ

今回は以前GACKTさんがチャリティーで出品した車が販売されていた事についてまとめました。

またポンテアック・ファイアーバードについても解説しました。

個人的には大好きなアメ車を開設できて、とても嬉しいです。

現在この車は羽田氏の所有となっていますし、一般的に公開される見込みがありますので、今後のお目見えが楽しみですね。

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